夢の届け人。能代運輸
CONTACT
私はとにかく自分の家族が大好きで、高校卒業後の進路は実家から通える地元就職を希望しました。そこで事務系の職種に就きたいと担任の先生に相談したところ、能代運輸を紹介されました。高校は女子高で応援部と調理部を掛け持ちで活動し、応援部では副団長を務めていました。そんな経歴がめずらしかったのか、面接の時に社長から「どんな応援をするのかやってみせてほしい」とリクエストがあって、実際に振り付けを披露しました。これが合否に関係したかはわかりませんが、ご縁あって入社し12年目を迎えています。面接に同席していた役員の方からは今でも「インパクトがあった」と言われます（笑）。
能代港運事業所の事務系全般の業務として、主に人事や請求関係、勤怠などに携わっています。人事は新卒・中途で入社してくる社員や退職者がいれば、手続きをして総務部へ書類を提出します。請求処理は月末月初に集中することが多く、100件以上を処理しています。また、事業所で働く約100名の社員・現場作業員の出勤簿を作成し、システムに入力してプリントアウトしたものを部課長に確認してもらって総務部へ提出します。さらに、現場作業員が有給休暇を取得できているか配車担当に確認することや、お客様からの受注を配車担当がパソコン上で入力したものをチェックする役割も担っています。
事務系の仕事は私と2人の女性社員の3人で担当しています。一つひとつの仕事において2人が処理したものを私がチェックして、上長の確認を得て問題がなければ完了することになります。月に一度の出勤簿の作成では、タイムカードや日報をチェックして何度も確認して進めていった結果、ミスなく仕事を終えた時はやりがいを感じるとともに、「ヨシッ！」という気持ちになって達成感を味わっています。入社したばかりの頃、上司から「何のために」を理解してから仕事に取り組むことの大切さを学びましたが、今もこれを継続していくことで仕事内容をより理解し、高いモチベーションで仕事ができています。
私が子どもの頃、母は専業主婦でした。そんな母にちょっと憧れる時もありますが、今はやっぱり仕事が楽しいし、家庭と両立していきたい気持ちの方が強いです。一昨年に長男を出産し、育児休暇を取得して昨年職場に復帰しました。現在は9時から16時までの時短勤務で働いています。子どもが発熱して急に休まなければならないような時でも、周りの人たちが協力してくれるので安心です。もちろん、同僚の女性社員が同じような立場になった時は、私がサポート役に回っています。これから入社してくる女性社員のためにも、もっともっと女性が働きやすい職場環境を作って盛り上げていきたいと思っています。
「さて、どこに届けようか。自分の夢」
