夢の届け人。能代運輸
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地元の高校を卒業してゼネコンのグループ会社でコンクリート試験の仕事に従事し、その後クルマが好きだったのでタイヤ関連のショップや、クルマとは畑違いの厨房器具の会社など、さまざまな仕事を経験してきました。そして、結婚を機に子どもも生まれることになって、より安定した生活を求めて当社にドライバーとして転職しました。入社前に大型免許を取得し、最初はドライバーとして神奈川方面へ自動車部品などを輸送していました。その後、5年くらいが経過してからはトレーラーの免許を取って建設機械や木材を運んでいましたが、会社から辞令が出てドライバーから配車担当に異動することになりました。
きみまち営業所には15名のドライバーがいて、一人ひとりに綿密に配車工程を組んで、主に県北地区の山へ送り出しています。各ドライバーから寄せられた情報と現地を事前に視察した情報をもとに当社独自のシステムに入力し、写真画像なども取り入れて配車工程と運行管理に役立てています。ドライバーが作業を行うのは山の中なので同じ現場は少なく、前回行った場所とは変化している場合が大半です。そのためトラックがきちんと入れるかどうか、土が崩れやすい軟弱な場所がないかなど、現場をしっかりと見て確認することが重要です。また、地元森林組合のお客様への営業活動も上司と共に担当しています。
配車担当は司令塔のような役割で、ドライバーの労務管理・体調管理にも気を配らなければなりません。朝夕の点呼に始まって、密にコミュニケーションをとって注意事項などもきめ細かく伝えます。車輛の管理も、毎日の日常点検や月に一度のメンテナンスの徹底などを各人に伝え、実行してもらっています。山の中は危険な場所もあれば、悪天候の時にはより一層注意が必要です。自分も経験してきた仕事なのでドライバーの気持ちはわかりますし、毎日全員が仕事を終えて無事に帰ってきた時は安心します。配車担当としてドライバーと信頼関係を築き、協力して仕事を実行することが、やりがいにつながっています。
現在、きみまち営業所の課題であり目標が、若手ドライバーの採用とレベルアップです。ドライバーの高齢化が進んでいて、新たな人材を育成していくことが欠かせません。これからドライバーになる人たちを確保し、安全で楽しく働けるように、きみまち営業所の一員として力を注いでいきたいというのが、仕事の目標です。山の中を運転していれば気分爽快だし、四季折々の景色が楽しめます。長距離ドライバーではないので毎日帰れるし、休みも取りやすくプライベートも充実できます…。そんな魅力を伝えて新しい仲間を増やしていきたいです。また、プライベートの目標は、健康で老後を迎えたいと思っています。
「さて、どこに届けようか。自分の夢」
