夢の届け人。能代運輸
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前職は介護福祉士として働いていましたが、子どもが2人いることからも、より安定した生活を希望するようになりました。能代運輸にはたまたま知り合いが働いていて、ハローワークでも求人があったので転職しようと思って応募しました。前職とは全く違う仕事がしたいと思っていたことや、父親が別の会社で長距離ドライバーとして働いているので、物流業界を身近に感じていたことも入社を決めた理由でした。重機に乗ることにも興味を持っていました。入社後は火力発電所構内でバイオマスチップの受け入れ作業や品質検査の仕事に就き、現在は木材メーカーで重機オペレーターの仕事をメインに担当しています。
重機は自分専用のフォークローダーを操作して作業を行っています。選別された原木丸太をフォークローダーで10本くらいすくって、ラインに投入します。100ｍ近くあるラインを流れてきて分別されてポケットに落ちてきたものを、フォークローダーですくって他の置き場所に高く積み上げていきます。丸太の投入口の担当者とは無線で連絡をとり合いながら、密に連携して行います。丸太は大切な荷物であり、フォークローダーですくう時もツメの先が鋭いので、ダメージを与えないように気を付けなければなりません。スピードも求められます。ベテランの人は動作がスムーズで、私も見習って取り組んでいます。
丸太はその形状から自由が利かないというか、こちらが思っているようには動かない時があって、簡単には考えないようにしています。扱い方を間違えると事故につながる危険もあります。入社して間もない頃、とにかく早く仕事を覚えたいと思って、ひたすら目の前のことに集中しすぎて、丸太が転がってきたのに気づかずに足の小指を脱臼したことがありました。幸いにもこの時は大きなけがではありませんでしたが、それ以来常に安全第一の作業を徹底するようにしています。そのような状況で作業効率を考えて仕事をしていく中で、ロスなく上手くできるようになると、やりがいと共に自分の成長を実感します。
能代運輸に転職して、待遇・福利厚生・休日など、全てが良くなって満足しています。前職は休日が不規則だったので、今は妻や子どもたちも喜んでくれていて何よりです。会社の草野球チームにも入っていて週末にプレーしたり、たまに飲み会に出かけるのも楽しい時間です。これからの目標としては、まずフォークローダーの操作をもっと上手くなって、重機オペレーターのプロフェッショナルを目指していきたいです。また、自分は現場の仕事が好きで合っていますが、現在班長を務めていることもあり、将来現場を束ねる管理者になるチャンスがあれば、責任を持ってその役割を果たしていきたいと思っています。
「さて、どこに届けようか。自分の夢」
