夢の届け人。能代運輸
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地元の高校を卒業後、工場の製造ラインや営業職などを経験しましたが、もともとクルマの運転が好きで運送業に転職しました。転職するにあたって大型とけん引の免許を取得し、入社後は大型の平ボディーのトラックで長距離ドライバーとして働いていました。そして、結婚を機に、現状よりも安定していて待遇の良い会社に転職したいという気持ちが大きくなり、ハローワークで能代運輸の求人票を見て、ここなら自分の希望が叶うと思って決断しました。前職の時に能代運輸は同業他社でしたが、働きやすい良い会社だという噂が自然と聞こえてきていたこともあって、迷うこともなくスムーズに入社の運びとなりました。
入社して最初は、大型トラックの長距離ドライバーとして働いていました。現在は、大型トレーラーで長距離輸送を担当しています。朝6時に出勤後、車輛点検をして出発。お客様のところで積荷である「電気亜鉛」をフォークリフトで荷台に積み込んでもらい、長距離輸送に出発します。主な行先は、千葉県の船橋市や君津市、神奈川県の横浜市や川崎市で、途中20時頃にサービスエリアで10時間休憩を取ります。食事と睡眠をしっかり取って、翌朝6時に出発し、8時にはお客様の工場へ到着して荷下ろしとなります。決められた時間内に搬入するために、各地域の道路状況や時間配分を意識した運転を行っています。
荷物を運び終えてお客様から感謝の言葉をいただいた時には、無事に仕事を終えた充実感とともにやりがいを感じます。自分の頑張った成果が、給与や待遇面に反映されることに満足しています。振り返ってみれば、結婚を機に新しい職場へ転職ということで不安な気持ちがまったくなかったわけではありませんが、今では二人の娘も生まれて、大切な家族のために好きな仕事でしっかり働けることに感謝しています。現在、職場は大型トレーラーのドライバーが4人いて、私が一番の若手です。先輩にトレーラーの専門知識や業務に関することを相談すると親身に聞いてくれて、そんなあたたかな社風も気に入っています。
大型トレーラーのドライバーになって1年以上経ちますが、今はとにかく安全・確実にお客様のもとへ輸送することに努めているので、これからもこれを継続していきたいと思います。一方で、別の大型トレーラーに乗ってみたい思いや別の地域に荷物を運んでみたいという思いもあります。たとえば今は、横浜方面に行った場合はベイブリッジを通った時に、「今日も一仕事終えたな」といった気持ちになりますが、そんな場所や風景が増えていけば、もっとこの仕事が面白くなるのではないかと思っています。また、プライベートでは家族の存在が大きいので、一家みんなで健康に過ごしていくことが一番の願いです。
「さて、どこに届けようか。自分の夢」
