夢の届け人。能代運輸
CONTACT
秋田市出身、秋田市在住で、高校を卒業してからは事務職として2年間働いていました。結婚を機に家庭に入ってしばらくは専業主婦でしたが、子育てが一段落して正社員としてバリバリ働きたいと思い、ハローワークで能代運輸の求人を見つけて応募し入社しました。入社した当時は上の子が高校1年生、下の子が中学校1年生で、二人とも東京の大学へ進学することを視野に入れていたので、パートではなく正社員を希望していました。自宅から通勤時間が10分という近さが入社の決め手でしたが、CS（カスタマーサービス）通関チームという初めて聞く部署名での仕事に興味を持ち、強く惹かれました。
秋田港運事業所では、秋田港で貨物を輸出入するお客様の通関手続きをはじめとしたさまざまな対応を行っています。私が所属しているCS通関チームでは、お客様の窓口として輸出入に伴う申告手続きなど、貿易関連業務全般を担当しています。たとえば、ハウスメーカーのお客様がハウジングパーツの製造を海外の工場でアウトソーシングしている場合、素材を現地へ輸出して、製造後に再び日本へ輸入するまで、コンテナのデバンニング作業日の調整や、いつの船を手配するのか等、全体のスケジュールを組んで、お客様や業務部と調整します。船の動静確認や税関・検疫の立ち合いなども行って、お客様のご要望にお応えできるように努めています。
お客様のご要望はさまざまでスムーズにいくことばかりではありませんが、納品スケジュールの調整や税関への申告業務を行って、自分の思い描いた通りに仕事が完結した時にはやりがいを感じます。秋田県内で貿易関連業務に携われる会社は限られていると思っていて感謝していますし、その分誇りを持って働いています。主任という立場になってからは、部下の女性社員が働きやすい職場環境づくりに力を入れてきました。産休育休の取得やお子さんが発熱した時はまわりで仕事をサポートするなど、自分自身の経験を踏まえて働くお母さん、女性を応援しています。そんな彼女たちが笑顔で頑張っている姿を見ると、うれしさで満たされます。
個人としては通関士の資格を取得すること、組織としてはお客様からより信頼される強固な体制をみんなでつくることが目標です。仕事を長く楽しく続けるために心がけている言葉は「置かれた場所で咲きなさい」です。決してその場所で我慢しなさいという意味ではなく、配属された部署で与えられた仕事で全力を尽くしてみる。それが自分にできる唯一かつ最善の行動だと思うし、次のステップに繋がっていくと確信しています。
プライベートでは、愛犬のこめちゃんと一緒に家族で旅行に出かけたり、キャンピングカーで観光地巡りをして各地の美味しいものを味わってみたいです。
「さて、どこに届けようか。自分の夢」
